深川華恵(3年)
山形に着いて、リハーサルの後は変更と練習と小道具作りに集中しました。大学の先生やスタッフの方のアドバイスは、学校での練習では聞けなかった、シビアなものもありましたが、そこから「より良いものを作ろう」という気迫のようなものが伝わってきて気持ちの良い緊張感で本番を迎えられました。他校のプレゼンを生で見られた嬉しさ。あの空気は、あの場でしか味わえないものでした。
現在の国会は、ヤジを飛ばしたり、居眠りをしたりと、 まるで「学級崩壊」です。今や国会中継は子供に見せたくないTV番組No.1 ! 議員の意識の低さに問題があると考え、議員席に1人1台の小型カメラを設置し、その映像を国民が地デジで見られるようにすることを提案します。議員は常に見られていることを意識するようになり、恥ずべき行動を控え、より理性的で論理的な話し合いが実現します。国民は審議の内容で分からない点があれば、テレビのリモコンを使って議員に質問することもできます。これにより、国民は政治への関心を高め、日本全体の「話し合いのスキル」を向上させることができます。戦争放棄を掲げる日本は、他国よりも「争いを話し合いで解決するスキル」が必要です。日本が物事を話し合いで解決できるようになり、そのスキルが世界中に広まれば、武力による争いが減っていくと思います。
一次審査提案パネル PDF ダウンロード >>
山形に着いて、リハーサルの後は変更と練習と小道具作りに集中しました。大学の先生やスタッフの方のアドバイスは、学校での練習では聞けなかった、シビアなものもありましたが、そこから「より良いものを作ろう」という気迫のようなものが伝わってきて気持ちの良い緊張感で本番を迎えられました。他校のプレゼンを生で見られた嬉しさ。あの空気は、あの場でしか味わえないものでした。
決勝大会への出場が決まったときは、嬉しい気持ちの反面、これまで大勢の人たちの前でプレゼンなんてしたこともなく、人前で話すのも苦手なほうなので、初めは不安のほうが大きかったです。山形に行くまでは、準備に追われ、練習もほとんどできず、本当に間に合うのかと思うこともありました。色々と大変なことも多かったけど、この3日間は充実していて、とても楽しく、良い経験になりました。
決勝大会に出場することが決まった時は、とても驚きました。準備の段階ではプレゼンで使う道具等を作るのに時間がかかってしまい、あまり練習ができませんでした。初めてのことで戸惑いもありました。しかし、担当の占部先生やチームサポートの吉田さんからアドバイスをいただき、3人で協力した結果、優勝することができました。協力してくださった先生方、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
本校は今回、4年ぶり2度目の決勝大会出場でした。また、今回は文部科学大臣賞を頂き、生徒共々大変嬉しく思っています。今回の決勝大会を通じて、私自身が再確認させて頂いた事があります。それは「これからのデザイン教育において、何に比重をかけ指導して行かなければならないのか?」と、言う事です。「美しく塗る」「奇麗な線が描ける」「本物の様に描く」昔、デザイナーの必修事項であったこれらの技術はPCの登場により、誰もがクリック一つで得る事が出来る時代となりました。しかし、この様な時代だからこそ人間が持っている「知恵」や「思考」そして、「想像力」が、本当に必要となって来るのではないでしょうか。混沌とした現代社会の中で、明るい光を見つけ、育てて行くのはPCではなく人間です。この「デザ選」は、正にそこを焦点とした本当に大切な大会だと思っています。最後に今大会の運営に携わった大会事務局並びに学生スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。有り難うございました。