黒岩亜紀古(3年)
あまり喋ったことの無い者同士のチームだったので、最初どうなるか不安でしたが、優勝目指して頑張っていくうちに絆も深まり、今では抜群のチームワークでプレゼンすることができます。本番ではたくさんの人の前で提案できて、少し自信もつきました。また、全国の他校の皆さんと交流ができて楽しかったし、勉強になりました。この提案が、これからもたくさんの人の心に響いてくれたらいいなと思っています。
携帯電話が発する電磁波の影響や、生活環境の変化により、現代の成人男性の精子は、20年前の3分の1にまで減少してしまいました。一方で仕事に就く女性が増え、それによるストレス等から不妊症の女性も増えています。これらが原因で、現代の夫婦は子供を授かりにくくなっています。とはいえ、携帯電話を廃止したり、女性が仕事をしないというのは現実的ではありません。また、日本の夫婦のコミュニケーション量は年々減少し、セックスレスの夫婦が増えています。他の国と比較すると、日本はセックスの頻度、満足度共に最低ランクでした。男性の精子が3分の1に減少した分、コミュニケーション量を3倍に増やしたいと考え、「LOVE2 3倍PACK」を提案します。これは子供のいない既婚者を対象とした、行政による4つのセックス支援サービスです。例えば『なかよしバケーション』は、夫婦の休暇を合わせる制度で、ゆっくり2人の時間を過ごすことができます。『あなたがいナイト』は、週2日は残業せずに帰宅し、2人で家事を行う制度。協力して家事を行うことで、かかる時間は2分の1に、自由な時間は2倍に増えてお得です。 日本では、あつあつの夫婦や恋人たちを、はしたないとかモラルがない等と白い目で見てしまいがちです。また、学校で習う性教育は、避妊法や性感染症等のことばかりで、「セックスはすごくすてきな愛情表現のひとつ」とは教えられたことがありません。本当の愛し方を忘れかけた私たち、本当の愛をしたい私たちだからこそ、愛のあるセックスが必要だと思います。
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あまり喋ったことの無い者同士のチームだったので、最初どうなるか不安でしたが、優勝目指して頑張っていくうちに絆も深まり、今では抜群のチームワークでプレゼンすることができます。本番ではたくさんの人の前で提案できて、少し自信もつきました。また、全国の他校の皆さんと交流ができて楽しかったし、勉強になりました。この提案が、これからもたくさんの人の心に響いてくれたらいいなと思っています。
決勝までにプレゼンも映像も完璧にできるか不安でした。一番不安だったのは吉永先生だったかもしれません。そんな日々を思い出しながらこの文章を書いている今が不思議です。本番のプレゼンの空気も、たくさんのお客さんや審査員の方々も、夕食の米沢牛も全部夢のようです。でも確かに私たちは、山形の地で全国3位を獲得できたし、三人みんなが成長したと思います。支えてくれた二人、先生方、皆さんに感謝です。
決勝大会行きが決まり、半ば実感することもなく準備を始めました。山形に着いてから本格的に読みの練習を始めたり、ビデオと合わせたり…とバタバタしていたけれど心の中ではいつも優勝できそうな気がしていました。内容はどこにも負けてないと思っていたからです。結果は3位でしたが、負けた気は全然していません。この大会では、自分の考えを相手に伝える難しさを学びました。本当に良い勉強ができたと思います。
「セックス」、この一ヶ月で何度口にしたでしょうか。「女子高校生と男性教諭がセックスについて熱く語る」なんてスキャンダラスな事が今回のテーマでした。この提案を受け入れてくださった審査員の皆さまにも感謝しています。3位という結果を3番目という意味合いでは捉えないようにしています。結局12提案ともそうなのだと思うのですが、評価いただいた提案はデザ選というカゴに入れておくのはもったいないわけで、プレゼンまで煮詰められた高校生の発想が社会に出て、ガチガチの大人を揺さぶってあげることまでが終着点なのだと思えた今回の山形でした。決勝大会に2年ぶりに参加して、新しい参加校の先生方、復活の安東先生、半ばスタッフと化した新山先生と、我々引率者の楽しみは相変わらず。スタッフの運営力はグンと上がっていて、大学がこの大会にかける意気込みを感じます。気心知れているばっかりにいいようにこき使った文ちゃん本当にありがとう。サポーター最後の年にいいプレゼントができました。