デザセンの締め切りまで、あと2週間。
デザセンの締め切りは7月8日(金)なので、残すところちょうど2週間となりました。
デザセンに挑戦しているみなさんのなかには、
「一向にアイデアが浮かばない、どうしよう!?」なんてあせりはじめている人もいるのではないでしょうか。
でもね、こればかりは、あせってどうなるというものではないです。
企画書は、ひと言で言うと「誰に向けた、どんなアイデアなのか」を書いてもらうわけですが、
「誰」の部分が決まっていないのだとすれば、これは早い段階で決めてしまいましょう。
ちなみに、この「誰」にあたる人の範囲は、狭ければ狭いほど考えやすくなります。
例えば、女性全員をターゲットにするよりは、「主婦」「女子高生」なんてふうに限定したほうが、
相手のことを想像しやすいでしょう?お母さんを質問攻めにすることだってできます。
「どうやって」の部分については、
これからも、毎日、いろんなことを意識して見ること、聞くこと、いろんな人と話をすること、
そして一生懸命考えること、こうしたことを根気よく続けるしかありません。
数学や英語の問題には、必ず正解があります。
でも私たちが生きているこの社会には、正解のない問題の方がずっと多い。
正解のない問題に向かって考えることは、難しいことだけれども、私たちみんなに課せられているのです。
先週、昨年のデザセンで第三位を受賞した提案「ネガポ辞典」が
iPhone用のアプリとしてリリースされました。
先生に間違いを指摘されて、自分はダメなやつだと後ろ向きになりかけていたけれど、
「間違いをきちんと指摘してもらえなかったら、次も同じところを間違ったかもしれない」と考えたら
すごく前向きになれた、という経験、気づきがもとになっているそうです。
そして今、ダウンロードしたたくさんの人たちを実際に元気にしています。
みなさんにもきっと、みんなを幸せにするようなアイデアが考えられます。
考えられるかどうかは、みなさんがどれだけ情熱を傾けられるかにかかっているのです。