デザセン2011、スタートです。
先月起きた東日本大震災では、本当にたくさんの尊い命が失われました。
そして今も、各地の避難所で不自由な生活を送る人たちがたくさんいます。
私たちは、それまで当たり前だと思っていたモノやコトが、
いとも簡単にくずれてなくなってしまうことを知りました。
屋根のある家で生活ができることや、
蛇口をひねれば、飲める安全な水が出ることや、
スイッチを入れれば、灯りがついたり、
あたたかい部屋で、あたたかいごはんを食べられること。
でも同時に、人のやさしさ、あたたかさも知りました。
みんなが心をひとつにして、復興に向けた活動を始めています。
自分の大切な人に、どんなことをしてあげたら喜んでもらえるだろう。
多くの人たちが、より幸せになるためには、どんなことをすればいいのだろう。
私たちの生活や、私たちそのものは、
とても脆く(もろく)、はかないもの。
どんなときも変わらず大きな力になるのは、互いに相手を想う気持ち。
自分に何ができるかを考え、実行することです。
高校生のみなさんも考えてみてください。
そして、デザセンに応募してください。
デザセンは、みなさんの考えたアイデアの実現を全力で応援します。
デザセン2011、スタートです。