高橋加梨 Karin Takahashi
授業の一環でデザセンに応募して、運よく全国大会まで行くことができました。最初は気乗りしていなかったのですが、他のメンバーや先生たちに助けてもらって支えあっているうちに、だんだん楽しくなりました。大学生やほかの高校生たちと出会うことができました。このデザセンに出ることができ、最高の思い出ができました。ありがとうございました。
東大和高等学校(東京都)
高橋加梨(2年)/中村凪(2年)/石井美貴(2年) 指導教員:櫻田万里 教諭
部活動に欠かせないマネージャーの存在。部員の数が多い部ではマネージャーの負担も大きく、日々の疲れがたまって限界という人もいるでしょう。そんなマネージャーのために、精神的にも肉体的にも支えになる「マネージャー部」をつくります。マネージャー部では、選手を支えるマネージャーを支えるためのマネージャーを各部に派遣します。また部活動だけではなく、地域での活動にも参加して、祭りの裏方や街の美化活動、子どもたちとの触れ合いなどのボランティアを通して、地域と高校とのつながりを生み出します。マネージャー部では、つながることと適切な情報把握を大切にしながら、地域を活性化していきます。災害時の復興活動では、ガレキ撤去作業には運動部、情報通信復旧にはパソコン部、炊き出しや食糧配給には家庭科部など、必要とされる部員を派遣していきます。このようなマネージャーの力で、人とつながり支え合う社会を実現させます。
二次審査時の提案パネル
授業の一環でデザセンに応募して、運よく全国大会まで行くことができました。最初は気乗りしていなかったのですが、他のメンバーや先生たちに助けてもらって支えあっているうちに、だんだん楽しくなりました。大学生やほかの高校生たちと出会うことができました。このデザセンに出ることができ、最高の思い出ができました。ありがとうございました。
学校の美術の授業でデザイン選手権というのを知り、授業として参加しました。最初は何をやっていいのかまったくわからず手こずっていましたがやっているうちに、どんどんアイデアが出てきて楽しくなってきました。全国に行けるとは思っていなくてすごくびっくりしたけれど、全国に出る限りは一生懸命頑張ろうと思いました。大会当日は焦りや緊張があったけれど、とても楽しかったです。
デザセンに参加して、最初は不安しかありませんでした。もともとこんなに大きな大会に参加すること自体がはじめての経験だったので、緊張しかありませんでした。準備期間の1ヶ月半がとても短く感じました。しかし実際に山形へ行って大学生やたくさんの人に応援してもらい、本番をとても楽しく終えることができました。今ではとても貴重な体験をしたと思いました。本当にありがとうございました!
私は普通高校で、デザインの面白さを伝えることに苦戦するなか、デザセンの大会趣旨に深く共感してきました。今の生徒は「デザインをデザイン」しがちです。4月に私が着任した東大和の生徒たちは、「デザイン」なんてまったく知らない、でも目的に向かってまっしぐらなパワーのある生徒たちでした。ここなら、デザセンにチャレンジできると感じ、18年ぶりに授業課題として取り組んだ今回の応募でした。まさかの決勝大会出場の連絡には、生徒ばかりか私も弱腰でしたが、私が面白いと感じた生徒たちに、審査員の先生方も何かを感じてくださったのに違いないと信じることにしました。何よりも、事務局や学生スタッフのみなさんがつくる素晴らしい環境を生徒たちに与えたいと思いました。決勝大会には、参加したものしか体験できないミラクルがあります。デザセンは、デザインを高校生に考えさせることができる希少な大会です。21回からの新たな幕開けに期待しています。