2016|ニコニコ生放送視聴者賞

『STOP PANDEMIC』

桂高等学校(京都府)
生嶋桃果(3年)/土田歩(3年)/延時歩(2年) 松田俊彦 教諭

「学ぶ+遊び」新たな感染症教育

グローバル化が加速する日本。海外から入ってくるものは良いものばかりではありません。その一つが感染症です。2020年には東京五輪が開催されますが、海外の感染症が流行することが懸念されています。そんなご時世、親が子供を危険から遠ざける従来の予防の方法ではいずれ限界が来ると考えます。そこで「学びと遊びを融合した新たな感染症教育」を提案します。目指すのは子供が正しい知識のもと、自分たちで感染症を予防できるそんな未来の姿です。

『STOP PANDEMIC』
『STOP PANDEMIC』

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

生嶋桃果(3年)

生嶋桃果(3年)

「感染症教育を遊びと融合させる」シリアスな問題ですが子供に興味を持ってもらうには、やはり発表の方法も楽しくしたい!ということで辿り着いたのが「フセグンジャー」でした。現在はレッドしかいませんが、今後たくさんの小さなフセグンジャーが増えてくれれば、と願っています。デザセンに出場するうえで、どういった方法やデザインが人に最もわかりやすく伝えられるのかを考えたことで、多方面から自分たちの考えを見ることができ、成長できたように思います。サポートスタッフの大学生の方がたくさん助けてくださり、自分たちの伝えたいことを全力で伝えることができたと思います。ありがとうございました。

土田歩(3年)

土田歩(3年)

大会当日までにサポートの大学生に多くの指摘をしていただき、変更点も多くありましたが、当日には完璧な状態で挑めたと思います。緊張もたくさんしました。しかし、メンバーをはじめたくさんの方々に支えられて胸をはって発表することができました。優勝することはできませんでしたが、とてもいい経験をすることができました。私は3年生なので来年はありませんが、後輩たちに頑張ってほしいと思います。ありがとうございました。

延時歩(2年)

延時歩(2年)

今回デザセン初参加でしたが、発表の仕方やしゃべり方がどの出場チームも工夫されていてとても勉強になりました。また私たちの出場を現場でサポートしてくれた大学生たちの動き、他の組の発表内容、決勝大会の会場の空気がとても新鮮で、この大会を通して、物事ってこうやって作られていくのだなと思いました。自分はまだまだ未熟者で自分のことしか考えることができなかったので、たくさんの人に支えられてあの場所に立っていましたが、デザセンに出る前よりは周りがみえるようになりました。これからもいろんな経験をして視野を広げていきたいです。

松田俊彦 教諭

松田俊彦 教諭

初めてのデザセン応募で山形に私を連れて行ってくれた生徒に感謝です。決勝大会に向けての取組は、毎日が手探り状態でした。最初は、とても真面目に発表しようとしていたので、唯一アドバイスしたのが「もっと楽しくやったら!」の一言。すると吹っ切れたのか、どんどんエスカレートしてあのような発表になっていました。生徒の自主性に任せる方針なので、放置していたのですが、大会が近づくにつれて「このままでは間に合わないのでは?」と不安になりました。しかしチームサポートの大学生の的確なアドバイスと影で支える生徒の存在で何とか当日を迎えることができました。大会中もサポートの大学生が本当に素晴らしい働きをしてくれて、ニコニコ生放送視聴者賞を受賞できたことも彼女達の存在が大きかったと思います。この大会で生徒は楽しみながら大きく成長することができました。素晴らし場を提供して頂いた大会事務局や学生スタッフの皆様に感謝です。