入賞提案
『採点型バイキング給食でデザートを手に入れろ!!』
桂高等学校(京都府)
片山 賢哉さん/古田 萌黄さん/瀧瀬 楓子さん
生活習慣病は大人だけではなく、現代に生きる子どもたちにも増加しています。この現状を打破するため、「バランス」「カロリー」「彩り」の3つの視点でバランスよく食事を取捨選択できる能動的学習方法を提案します。
デザセン学生スタッフからの応援メッセージ
バイキング形式の給食は、楽しい食習慣やマナー、栄養バランスなどを学ぶ機会として学校給食として導入されています。この提案では「料理を自由に選べる」バイキングの特徴を活用し、自らの視点で栄養学を知ろうとする主体的な場の可能性を引き出しています。
バイキングと言っても無制限に食材があるわけではありませんが、そこは私たちの日常も同じです。目の前の状況からいかに取捨選択するかが重要です。全ての料理をバランスよく取ることを前提としたバイキング給食の機会にカロリー計算もできるようになれば、栄養士もびっくりの知識と経験が身につくと思います。
惜しいと感じたのはタイトルの「デザートを手に入れろ!」が、肥満をイメージさせてしまう点です。好きなものだけを食べさせる「ヒマーン(肥満)」の撃退方法を学んだ先に手に入れられる素晴らしい知識が、タイトルでも表現できるといいなと感じました。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード