『ハグDay!~ぬくもり感じちゃおう~』

天童高等学校(山形県)
漆山 麻衣子さん/古澤 友之さん/岡崎 港さん

コミュニケーションのひとつであり、ストレス解消にも効果があるとされる「ハグ」は、恥ずかしさや恋人同士がするものというイメージから、まだまだ気軽にはできない人が多いのが現状です。「ハグし隊、ハグされ隊」を結成してハグを日常化することで、恥ずかしさや抵抗感を和らげ、ぬくもりのある交流や関係を増やすきっかけをつくります。

デザセン学生スタッフからの応援メッセージ

ハグという手段を用いて、コミュニケーションレスの問題を積極的に解決する、思い切りの良い提案です。提案内容のコンセプト、クエスチョンポイント、取り組みたい課題と、一つ一つの項目が整理できていて、調査力・実現力があるチームです。

さらにこの提案の共感度を高めるためには、コミュニケーション自体は直接会わなくても可能なので「コミュニケーションが取れない」というより、スマホ依存によって人と人との「直接的な関わりが減っている」と課題のポイントを定めることで、ここで提案しようとしている「ぬくもりを感じるハグ」の必要性が伝わりやすくなると思いました。

また実際にハグに到るまでの障壁として、ハグ文化の無い日本人の「気持ちの問題」にも焦点をあてています。様々な年齢、状況、性格を仮定した日本人ならではのおもしろいハグのパターン(例えば1対1ではないハグや、日本人になじむハグの作法など)を具体的に考えていくと、恥ずかしがりやの日本人も楽しみながらできるかもしれませんね。

『ハグDay!~ぬくもり感じちゃおう~』
『ハグDay!~ぬくもり感じちゃおう~』

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード