兼本沙来 Sari Kanamoto
今回、このデザセンに出場させていただき、とても感謝しています。緊張などであまり作業が進まず、多くの先生に迷惑をかけました。大会では大学生賞と市民賞を受賞することができ、ひとりでは何もできないことと、多くの人に支えられていることを再度学ぶことができました。デザセンで学んだことを忘れずに、今後に活かしていきたいと思います。
淀商業高等学校(大阪府)
兼本沙来(3年)/久間梨沙(3年)/寺川夕月(3年) 指導教員:安東裕二 教諭
偏った食生活や食べ残しが深刻化し、日本では子どもの10人にひとりが肥満、年間800万トンの食品が捨てられています。食育基本法が制定されて8年が経っても、まだその効果は表れていません。わかりにくい食育を簡単に楽しく学べ、人への感謝の気持ちを育てる『食人図鑑』を提案します。「人とのつながり」「栄養知識」「環境問題」の3つをテーマとしており、生産者や水道局など「食」に関わる様々な「人」の音声を聞くことで感謝の気持ちが生まれます。また、食品や栄養に関するクイズで知識を深めて好き嫌いをなくします。さらに、フード・マイレージをもとにしたゲームで環境問題を見つめる心を育てます。好き嫌いがあると「鬼」が登場して、子どもの恐怖心を呼び起こします。甘やかす親に代わって、「子どもの心のなかに鬼を育てる」ことが大事だと考え、食育ならぬ「鬼育」を盛り込み、「もったいない心」と「感謝の気持ち」を育てるのが『食人図鑑』なのです。
二次審査時の提案パネル
今回、このデザセンに出場させていただき、とても感謝しています。緊張などであまり作業が進まず、多くの先生に迷惑をかけました。大会では大学生賞と市民賞を受賞することができ、ひとりでは何もできないことと、多くの人に支えられていることを再度学ぶことができました。デザセンで学んだことを忘れずに、今後に活かしていきたいと思います。
デザセンのホームページで決勝進出を知りました。喜びの反面、就職試験との両立や学校行事との重なりもあり不安でしたが、先生方やクラスの友だちなどたくさんの人に支えられてひとつのものをつくりあげたことで、今までにない達成感を味わうことができました。また、県外のチームと話すことで新たな発見もあり、貴重な経験でした。これを励みに残り少ない高校生活も楽しみます!
今回、このデザセンに出場し、いろいろな人と関わることができ、そしてこの3人のチームで協力し合い、途中様々なことがありましたが、先生や周りの友だちにも手伝ってもらい、大学生賞と市民賞を受賞することができました。一生懸命頑張ったかいがあります。この経験を活かしてこれからも日々いろいろなことに活用していけたらいいなと思います。
「淀商3年ぶり3回目の出場」は来春転勤を控えた最後のデザ戦…と意気込むのは私だけ。のんびり生徒のプレゼンは完成程遠いまま山形へ…(笑)。さらに、伊丹空港行バスに生徒が乗り遅れる遅刻に激怒。沈んだ空気の仙台空港⇒芸工大道中…復興跡を眺めて一転、元気をもらった。まだ間に合う…。しかし、リハは台詞が覚えられず悔し涙の練習放棄に唖然。祈るしかない本番は、発表順だけが救いのラッキー7(笑)。そんな私たちに、大学生・市民賞のW受賞は、あまりにもラッキーなご褒美。“鬼育”がこれほど多くの方々に支持していただき、生徒は大きな財産を得たことだろう。台詞通り、鬼の効果は絶大(笑)。須貝さんに助けられ、安孫子さんには12年前を弄られ(笑)、高島さん率いるスタッフには大変お世話になりました。最後に、「次も淀サポートで!」と言ってくれた小笠原さん(涙)、秋山さん。感謝の言葉が見つかりません。本当にありがとうございました。