入賞提案
『What to play で健康体』
米子工業高等専門学校(鳥取県)
似内瑞季/加藤正人/原駿汰
子どもが外で遊ばない時代。そして空き地も増加する一方。そこで空き地の「草」を遊び道具に子どもたちが健康的に遊ぶ仕組みを考案。
デザセン学生スタッフからの応援メッセージ
空き地や公園などで子どもたちが元気に走り回る姿のかわりに、インターネットゲームやカードゲームを持ち寄って遊ぶ姿を最近は普通に見かける機会が増えました。屋外の広々とした空間で元気に遊び、深呼吸する。現代っ子たちはそれを必要としてないかのように見えますが、やはり外で思い切り遊べないストレスが存在することを課題に挙げています。そんな心と体を健康体にする「草アート」。アート作品を作る活動の中で、草や土の匂い、植物や大地の湿気、太陽を浴びる暖かさ、光や風の存在など、室内で感じられない感覚が呼び覚まされ、五感が刺激されていくことでしょう。心と体の健康のほか、地域の繋がりや景観という二次的な可能性も沢山あげている中で、時間の無い中でもストレスを解消できる個々の自然との向き合い方や視点を重点的に伝えることで、多忙に生活する様々な人たちの心に響く提案に発展すると思いました。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード