『少子高齢科』

柏原高等学校(兵庫県)
小島愛/蘆田深有

少子高齢化が進み福祉の仕事に就く人が少ない現状を踏まえ、老人ホームの中に学校を設置。通常授業として福祉の専門的な学習も行います。

デザセン学生スタッフからの応援メッセージ

少子高齢化の現代社会にありながら、学校の授業で「お年寄りについて考える学科がない!」という気付きは、気が付きそうで気が付かない、素敵な着眼点ですね。学校の授業や年間行事などで高校生自身がどんな活動をするのかを、さらに具体的に提案できるともっと面白くなるアイデアです。高校生がお年寄りの「何を知る必要があるか」とか、お年寄りの暮らしが「今後どうなるといいな」とか、このあたりのイメージを明確にすることで、この「少子高齢科」の授業で私たちは何を学ぶべきかが見えてくるかもしれません。またもう一人の主役であるお年寄りにも様々な効果や変化があるのではないでしょうか。元気なお年寄りと高校生がたくさんいる社会なら、高齢化社会がもつマイナスイメージにも変化があるかもしれません。

『少子高齢科』
『少子高齢科』

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード