『第二次金ゴマ革命』

西脇高等学校(兵庫県)
片岡美月(3年)/宮崎彩矢音(3年)/代理出演:北条彩織(3年) 常深まゆみ 教諭

金ゴマ革命で日本の食生活を豊かにする

西脇市の特産品である金ゴマ。2011年には盛り上がりを見せていた金ゴマ産業でしたが、最近生産量が減っています。3年前から金ゴマの商品開発に取り組んでいた私たちは、金ゴマが手に入らなくなり困っている状況を打破するため立ち上がりました。高校生だからこそできる新しい革命を起こし、再び金ゴマの輝きを取り戻す! そしてこの革命は、日本の食生活を豊かにし、健康な体と心をつくりだします。

『第二次金ゴマ革命』
『第二次金ゴマ革命』

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

片岡美月(3年)

片岡美月(3年)

決勝進出が決まってからの1ヶ月間うまくいかないことばかりでしたが、先生方や地元の農家の方、大学生のチームサポートの方などに協力いただき、プレゼンテーションを仕上げることが出来ました。デザセンを通して自分自身が短時間で成長したことを実感でき、いい経験になりました。このことを忘れずに、将来に繋げていければと思っています。もともと人前ではっきり話せる方ではなかったのですが、デザセンを経験してから笑顔ではっきりと話せるようになりました。また、他チームのプレゼンをみて、新たなプレゼンの工夫や伝え方、表現の仕方を学ぶことができました。

宮崎彩矢音(3年)

宮崎彩矢音(3年)

発想やそれをまとめる力はもちろんですが、今回の大会で私が一番成長した実感があるのは、自分たちの考えを人に伝える表現方法です。普段は人前で喋ることがなかったのですが、プレゼンでの喋り方のスピードや効果的なしぐさを覚え、声を大きく出すことや常に笑顔で発表できるようになりました。出場が決まってからの一ヶ月間の準備期間で最善を尽くしましたが、他のチームの発表をみて「もっとこうすればよかった」と思えることがたくさんありました。またチームメンバー三人の距離がより縮まりました。

北条彩織(3年)

北条彩織(3年)

大西くるみさんの代理出演者として出場しました。初めての決勝大会出場で分からないことばかりでしたが、学生サポートスタッフの方と一緒に協力して話し合い、いいプレゼンができあがったと思います。前日のリハーサルや練習を通してたくさん変更点がありましたが、それにすばやく対応し、本番ではいいプレゼンができました。この活動を後輩たちにも受け継いでいってほしいと思いました。パソコン操作があまり得意ではありませんでしたが、プレゼン時のパワーポイント調整は主に私が担当だったので操作が以前より上達しました。

常深まゆみ 教諭

常深まゆみ 教諭

初めての決勝大会出場で、戸惑うことも多かったのですが、学生スタッフや事務局の皆さんのおかげで、何とか乗り切ることができました。生徒たちは、決勝出場の連絡があってから、調査や原稿づくり、プレゼン準備と自分たちで計画し主体的に取り組んでくれました。今回デザセンで取り組んできたテーマは、もともと授業で進めていた「地域の問題をデザイン思考で解決していこう」というプロジェクトの一つでした。取材すればするほど、地元ならではの問題点が次々と出てきて、生徒たちの自由な発想が引き出せなかったことが反省点です。本番では、パソコンからの音声が出ないというハプニングもありましたが、自分たちの伝えたいことは全て伝えられたという達成感を味わうことができました。また、他の決勝出場校の素晴らしいプレゼンを聞かせていただき大変刺激になりました。今回このような機会をいただいたことにとても感謝しています。本当にありがとうございました。