『神社エール』

香寺高等学校(兵庫県)
松本 怜奈さん/山口 萌さん/吉田 安里さん

地域の人々の拠り所であった神社が、今は興味関心が薄れています。地域の人々が神社に気軽に足を運べるよう、故人宛てや天災厄除け祈願を出す「手神」や、優柔不断な人のために神様に判断を委ねる「神スクラッチ」などユニークなイベントを提案しています。

デザセン学生スタッフからの応援メッセージ

自然への感謝、祈りや畏怖、日本の文化や歴史、目に見えないものの存在など、様々な要素が潜んでいる神社。しかし、私たちの生活と乖離し、アンケートでも「行く理由が無い」という結果となってしまった神社を、私たちの生活の中で再び機能させるアイデアです。
また厳かな神社のイメージを活用しながらも、「神社エール」(ジンジャーエール)や「神飛行機(紙飛行機)のように、言葉遊びから新しいイメージを生み出し飛躍が生まれています。

さらにブラッシュアップする視点としては、提案パネルに書いてくれている「地域活性」より、「個人と神社のつながりを強める」をアイデアの着地地点とすることで、このアイデアの本質が引き出され、さらに魅力的になるような気がしました。

「神社×コンビニ」という思い切った組み合わせからは、夜になるとほわりと灯りのともる映画『千と千尋の神隠し』も連想します。人々がメンタル的に疲れたときに「ついふらりと立ち寄りたくなる温泉のような場所」の提案になれば、個人の神社のつながりがさらに強まると思いました。問題点の根本を深く掘り下げて、自分たちの提案が人の心にどのように刺さるのかが見えてくるプロセスはとても面白いですね。

『神社エール』
『神社エール』

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード