入賞提案
『学生のための休み方改革』
有田工業高等学校(佐賀県)
藤瀬裟也佳さん(3年)/中薗優芽花さん(3年)/渕上莉々華さん(3年) 石原恒平 教諭
休みたい日に休める、自由な未来へ
2016年に厚生労働省により行われた調査で、社会人の有給取得率が48.7%で、なんと世界最下位であることが分かりました。理由は「休むことに罪悪感がある」というものが多く、どうすれば有給を取得しやすくなるのか考えました。また、学生も長期休暇などの「休むべきう日」があるだけで「休みたい日に休む」という制度が無いと思い考えました。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード
受賞者の声
1、自分たちがデザインの対象に挙げたテーマについて、デザセンでの取り組み前後で、考えや行動が変化したことはありますか?
この提案を考えたきっかけは、大人は有給制度があるのになぜ学生は無いのだろうと疑問に思ったことでした。それを掘り下げて考えるうちに、実は大人も有給休暇があっても休みにくい思いをしていることに気がつきました。最初は自分のことだけ考えていたのですが、最終的には大きくものごとを考えることができました。(渕上)
2、デザセンの参加を通して「デザインすること」について自分たちの考えや行動が変化したことを教えてください。
普段プレゼンテーションの勉強はしていますが、これだけ大勢の前は初めてでした。私たちのアイデアをどのような言葉で大きなステージで伝えればよいのかを考え続け、最後は本当にいいものが発表できたなと思います。またこのプレゼンまでのプロセスがデザインなんだなとわかりました。(渕上)
学校では普段、いろいろなモノのデザインや配置を学んでいますが、デザインはアイデアそのものもデザインだということがわかり、幅の広さがわかりました。(中薗)
スライドやシナリオを本番直前まで修正をしてきましたが、この様々な工夫をすることもデザインだということがわかりました。(藤瀬)