河田真生子 Makiko Kawada
大勢の人の前でプレゼンするというのは、これが初めてでした。右も左もわからないまま、思うようにいかないパワーポイントに苦戦しながらも、ひとつの作品にこれほど一生懸命に取り組み、つくり上げたことで、自分に自信が持てるようになりました。この経験から学んだ知識や技術は、きっと私の将来に役に立つだろうと思います。とても貴重な体験をさせていただくことができました。
川崎総合科学高等学校(神奈川県)
河田真生子(3年)/石橋海夏絵(3年)(滝口菜津子 代理)/笠倉綾(3年) 指導教員:高野日出見 教諭
最近は銭湯に行く人が減ってきて、銭湯の数もそれにあわせて減っている上に、利用者は高齢者が多く、若者にとっては行きにくい場所になっています。そこで私たちは、デザインと銭湯が融合した新しいデザイン銭湯『フロネタリウム』を提案します。『フロネタリウム』には立体の富士山が設置され、天井はドーム式になっていて、昼には青空、夜には星空が映るなど、気軽に露天風呂気分を味わうことができます。また、利用者が描いた絵や思い出の写真などを投影することもできるので、それを話題に利用者同士の会話が生まれます。銭湯は、もともと赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代が触れ合える場所です。日本人の忘れかけている思いやりの心が、銭湯には詰まっています。
デザイン銭湯がコミュニケーションのきっかけを提供する場所となり、地域での世代を越えたつながりが町を元気にしていくのです。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード
大勢の人の前でプレゼンするというのは、これが初めてでした。右も左もわからないまま、思うようにいかないパワーポイントに苦戦しながらも、ひとつの作品にこれほど一生懸命に取り組み、つくり上げたことで、自分に自信が持てるようになりました。この経験から学んだ知識や技術は、きっと私の将来に役に立つだろうと思います。とても貴重な体験をさせていただくことができました。
今回この大会に参加させていただいて、様々な経験をすることができました。準備期間はテストと大学の入試が重なり、辛い日々を送りました。自分は入試と重なり、決勝には出場できませんでしたが、決勝に立ったメンバーをみたときは涙が出そうになりました。準備期間や決勝大会を通しての、様々な経験や体験をこれからの生活の糧にしていきたいと思います。
全国大会に出場できると知ったときは本当に驚きました。3人で意見を出し合い、まとめ、ひとつの作品にできたこと、また、それをあの大きな会場で発表できたことはとても貴重な体験だったと思います。本番直前まで不安なことが続き、どうなることかと思いましたが、自分たちらしい発表をすることができたと思います。フロネタリウムという作品で決勝大会に進められて本当に良かったです。
毎年、本校のデザイン科3年生全員を対象に授業でデザセンに取り組んでいます。昨年も出場しているので、今年も何とかという思いはありましたが、決勝大会進出の知らせを聞いて、「やった」という思いと、「さあ、頑張らなければ」という気持ちが交錯しました。生徒とシナリオを検討し、模型やCG、イラストを制作したり工夫したりしました。ああでもない、こうでもないと試行錯誤の末、プレゼンテーションの練習に入りました。人に分かりやすく伝えるための映像やBGM、発音や抑揚の工夫などに真剣に取り組んで、練習を重ねました。山形に着いてからはパソコンのソフトがうまく動かないというトラブルに見舞われましたが、学生スタッフの方々が問題解決にあたってくれたおかげで、うまく克服することができました。生徒も私も貴重な経験をすることができたとともに、発表後の交流会などいい思い出を残すことができました。ありがとうございました。