柳橋るな Runa Yanagihashi
授業の課題で応募したデザセン。まさか私たちの提案が一次審査を通るとは思ってもいなかったので、通過通知が届いた時はとても驚きました。準備期間はとてもハードで、正直、勉強はほとんど疎かにしていました。数人でひとつのシナリオを書き、練習をし、ちゃんと終えることができたことはとてもよい経験になったと思います。協力してくれた方々や、この大会へ感謝しています。
北海道札幌平岸高等学校(北海道)
柳橋るな(2年)/野村汐音(2年)/石川萌(2年) 指導教員:吉岡隆 教諭
地球の環境問題は、日々悪化し続けています。森林伐採や環境汚染は、すべて人間の生活が関係しています。でも自分とは無関係だと思い、知らず知らずに環境を汚染しているかもしれません。私たちは、毎日の自分の生活が環境へどのように影響しているかを知る「地球絵日記」を提案します。使い方は普通の絵日記と同じ。まずはその日の行動を、文章と絵で書きます。次にその内容を、環境に対してプラスになる行動とマイナスになる行動に判別し、マイナスの行動には大気汚染の絵がデザインされた環境シート、プラスの行動には美しい地球をデザインした環境シートを1日1枚貼っていきます。なにげない日常生活を環境シートで視覚化することで日々、個人が環境とのつながりを自覚することができます。また1人でも書き続けるモチベーションが持てるよう、エコグッズがもらえるキャンペーンや、日頃の取り組みを発表しあう環境保護大会などを地球絵日記と連動して開催します。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード
授業の課題で応募したデザセン。まさか私たちの提案が一次審査を通るとは思ってもいなかったので、通過通知が届いた時はとても驚きました。準備期間はとてもハードで、正直、勉強はほとんど疎かにしていました。数人でひとつのシナリオを書き、練習をし、ちゃんと終えることができたことはとてもよい経験になったと思います。協力してくれた方々や、この大会へ感謝しています。
今回このデザセンに参加させていただき、貴重な体験をしただけでなく、私たちのテーマである環境についてよく考え、沢山エコについて知ることができました。今まで気にしていなかったゴミの細かい分別やエコバックを持ち歩くこと、消えていない電気があれば消すこと、水を止めることも気にするようになりました。上位入賞はできませんでしたが、とても楽しく参加できました。
はじめは不安や緊張がとても大きかったのですが、本番では先生や友だち、学生サポートの方々の力強い励ましや応援をうけて、自分の力を精一杯出すことができてとてもよかったです。発表に向けて、自分の知らないエコ活動を沢山知ることができて、とても有意義な期間でした。他の出場高校のプレゼンテーションもとても楽しく、貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。
4年ぶりに決勝大会に出場して、決勝大会を見ることができて感慨深かい気持ちでした。最近、気がついたことですが、デザセンはユネスコスクールのESD(持続可能な発展のための教育)と共通点があり、校内で発表会を行い、ただ応募するだけでない工夫も行ってみました。そういう視点で見ると「地球絵日記」の提案は興味深いテーマであったと思います。生徒たちも限られた時間で準備をして、スタッフや学生サポートの皆さんのお陰で無事発表をすることができ、充実した活動をすることができたと思います。これからもデザセンでは高校生の様々なアイデアが出てくると思いますが、応募されたたくさんのアイデアがデーターベースに登録されて、共有される仕組みがあったり、全国各地でデザセンの発表を見ることができたら面白いだろうなと思いつつ、来年以降の取り組み方を考えて行きたいと思います。スタッフの皆さん、出場校の皆さん、お世話になりました。