北島菜々 Nana Kitajima
私たちのプレゼンの一番の目的は、「LGBTの人たちがいるということを知ってもらいたい。わかってもらいたい」ということでした。私たちのプレゼンの様子がニコニコ生放送で全国配信され、それを見て、「LGBT」のことを知ってもらい、高校生が「LGBT」について真剣に向き合っていることがわかってもらえただけでも、今回山形でプレゼンができて本当によかったと思っています。
市川工業高等学校(千葉県)
北島菜々(3年)/中村あすか(3年)/森山菜々(3年) 指導教員:金子裕行 教諭
「LGBT」は、レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの人々の総称です。日本人の「LGBT」の割合は、左利きの日本人の割合の5%とほぼ同数。そう考えると身近に感じますが、適切な教育環境が整っておらず、また「LGBT」の人々を、曖昧な知識と偏見の目で見てしまいがちです。また「LGBT」の当人たちも自分たちは普通じゃないと思い込み、自殺を考えてしまう人も少なくありません。そこで、「LGBT」の生き方への尊厳と社会運動を象徴する意味を持つ「レインボーカラー」のラッピングキャンペーンを行います。「LGBT」で悩みをかかえる人々の共通の願いは、「まずは私たちの存在をわかってほしい」という思いです。このキャンペーンで「LGBT」のことを知りたいと思う人が増え、「LGBT」の人々の手助けの第一歩となるよう、レインボーカラーのラッピング商品の開発と普及の流れを作り、「LGBT」の正しい情報や知識を知ることができる仕組みを提案します。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード
私たちのプレゼンの一番の目的は、「LGBTの人たちがいるということを知ってもらいたい。わかってもらいたい」ということでした。私たちのプレゼンの様子がニコニコ生放送で全国配信され、それを見て、「LGBT」のことを知ってもらい、高校生が「LGBT」について真剣に向き合っていることがわかってもらえただけでも、今回山形でプレゼンができて本当によかったと思っています。
「LGBTってなに?」私たちもここから始まりました。終わりのない難しい問題に取り組み、私たちなりに解決案を出したことに大きな意味があると思います。今回の活動を通して、たくさんの人に「LGBT」を知ってもらい、私自身もすごい体験をし、大きく成長できたことがとても嬉しいです。色々な方の協力があってこその、私たちのプレゼンだったと思います。とても楽しかったです!
この課題を取り組む前、私は「LGBT」という言葉を知りませんでした。「LGBT」を知っていくうちに、私自身いろんなことを考えさせられて、言葉では表せない複雑な気持ちになりました。難しいテーマだったからだと思います。「LGBT」を知ってもらうために山形まで行ってプレゼンができたのは、きっとこの先忘れることはないです。協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました!
インテリア科3年生は、生徒の希望をもとに、ファニチュアー、デザイン、CAD情報の3コースの実習科目に分かれます。今回決勝大会に出場することになった3名は、デザインコースのメンバーです。デザインコースは、総勢6名。この6名が今年度のデザセンにチャレンジし、2チームが応募、その中の1チームが見事、決勝大会出場の切符を勝ち取りました。デザセンは毎年、課題研究という科目で取り組んでいる大事なテーマのひとつで、今年の5月頃からスタートしました。今回の決勝大会進出は、6名全員が一丸となって「最後まであきらめない」をテーマに取り組んだ成果であると私は考えています。結果発表からの約1ヶ月半、落選した3名はサポート役に徹し、自分たちは決勝大会には出場できないけれども、出場する3人のためにバックアップしたい。よい物を作り上げたい。という気持ちで頑張りました。今回出場した3名とバックアップの3名全員が、悔いの残らないよう、デザセンのプレゼンに全力で取組み、そして全力で楽しむことができたことを何よりも嬉しく思います。全国第3位。LGBTとう難しいテーマに果敢にチャレンジし、堂々と7分間のプレゼンをやり遂げた生徒たちはとても立派でした。デザセン事務局並びにデザセンを陰で支えてくれた学生スタッフ全員に心から感謝申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。