2014|SILVER|準優勝・ニコニコ生放送視聴者賞・DDP(東大門デザインプラザ)特別賞

『アプリで変える地方自治』

岐阜総合学園高等学校(岐阜県)
濱﨑瑞樹(1年)/藤垣成汰朗(1年)/鈴木郁哉(1年) 指導教員:石井正人 教諭

わかりにくい地方議会をアプリで「見える化」

地方議会は私たちの暮らしに直接関わる問題を扱う最も身近な存在ですが、地方の情報になるほど私たちの関心は薄れがちです。人々が地方議会に興味が持てないのは民主主義国家にとって大きな問題ですが、その要因の一つに、議題が98%以上の割合で可決されることや、マスコミもほとんど取り上げない、注目度の低さも原因と考えられます。実際、情報公開や、インターネット中継も行なっていますが、公平性を保つために一字一句漏らさず開示するわかりにくい形式にとどまっています。そこで、いつでも簡単に見ることができてわかりやすい、アプリを使った公開方法を提案します。議題や議員の発言状況、プロフィールや政治活動費の報告、税収と使い道などの情報を整理し、地方政治をアプリで「見える化」します。昨今、地方議会や議員の問題が数多くおきていますが、その議員を選んだのは有権者です。有権者が地方議会のことを知って、よりよい政治となる架け橋になります。

『アプリで変える地方自治』
『アプリで変える地方自治』

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

濱﨑瑞樹 Mizuki Hamasaki

濱﨑瑞樹 Mizuki Hamasaki

世の中の問題点や解決策を考えるよいきっかけになりました。そして、会場の皆さんにわかりやすく情報を伝える重要性を感じました。所属している部活動でも、人にメッセージを伝えることの大切さを感じているので、今回学んだことは部活をはじめ、たくさんのことに活かしていきたいと思います。決勝大会までの取り組みでは不安が絶えませんでしたが、準優勝という結果でとても嬉しかったです。

藤垣成汰朗 Seitaro Fujigaki

藤垣成汰朗 Seitaro Fujigaki

何気なく参加したこのコンテスト。正直、決勝大会まで行けるとは思っていませんでした。なので、決勝大会へ進出することが決定した時は驚愕しました。ここまで来たら、最後まで全力でやりきるという気持ちで決勝大会まで取り組みました。その頑張りが報われて、準優勝という結果になったのだと思います。僕たちに協力してくださったチームサポートの方に感謝しています。

鈴木郁哉 Ikuya Suzuki

鈴木郁哉 Ikuya Suzuki

当初は決勝大会に進めるとは思っておらず、進出が決まった時は驚きました。僕たちが提案した内容は政治という堅い話題で、上手く伝えられるかどうか心配でした。だから、シナリオの見直しや話し方などを工夫して、皆さんに興味を持ってもらえるように努めました。その結果が準優勝になったと思います。他の学校のプレゼンはどれも興味深いものばかりで勉強になりました。

石井正人 教諭 Masato Ishii

石井正人 教諭 Masato Ishii

デザセンの決勝大会は面白い、3年前に参加してからそう思うようになりました。大舞台での発表、学生スタッフの熱意、審査員からのコメントなど、10代の学生にはよい刺激になります。だから、生徒に体験させたいという想いで指導をしてきました。今回参加したのはすべて1年生。地方自治の問題にたどり着きましたが、そこからが苦難の道。パネルへのまとめ方、プレゼンの方法、わからないことだらけで沢山の苦労をしました。山形へ出発する時も納得のできるプレゼンは1度もできない状態でした。しかし会場で学生スタッフの熱意が伝わってきて、一気に成長。なんとか失敗なく発表を終わらせ、多くの方に評価してもらうことができました。担当スタッフも自分のことのように喜んでくれました。前回参加した生徒より、大きく成長した姿がありました。決勝で評価されることがこれからの目標になった瞬間です。今回の経験をさせてくれた関係者の方々には、本当に感謝しています。