入賞提案
『えっ!GOOD!』
伊奈学園総合高等学校(埼玉県)
渕本 そらさん(2年)/三輪 汐織さん(2年)/田中 晴菜さん(2年)
近年注目されている「食品ロス」。食品ロスが起きる背景を実際の食品スーパーなどに取材し、食品が廃棄される理由を詳しくリサーチしました。そこで、賞味期限切れや、見た目に問題がある商品でも安全に食べられることに着目しました。賞味期限切れ=捨てるではなく、安く販売できるように、商品の状態が一目でわかるシールをデザインし、消費者が状態を理解し、購入できるシステムを提案しました。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード
受賞者の声
1、デザセン2019決勝大会に参加した感想をお聞かせください。
緊張も後悔もたくさんしましたが、終わってみると参加して良かった!楽しかった!来年も来たい!という気持ちです。大学生スタッフの方々、他校の高校生の方々、審査員の先生方など、普段交流することができない方々と交流することができたことが良い経験になりました。関わった方々からいただいた意見も感心することが多く、とても身になった3日間でした。来年はもっと上を目指します!(渕本)
とても楽しかったです。準備期間も含めて、「デザイン」の奥深さや面白さを再確認したと同時に、自分がどれだけデザインという分野が好きでるか実感した大会でした。来年も出場したいです。芸工大へ入学して、運営側でも携わってみたいと思っています。(三輪)
2、決勝大会に出場して自分が成長したと感じる部分があれば具体的にお教えください。
人となにかを考えてつくりだすことの面白さをはじめて知りました。自分にはできない発想や意見等を他から受けることは、とても刺激的で新鮮でした。改めてデザインという分野の広さを知ることができました。(田中)
はじめは「賞をとりたい!」「結果を残したい!」という気持ちが大きかったのですが、活動を進めていくうちに、どんな人に向けて、どう伝えたいのか、自分たちの提案の何を社会に役立てたいのかを考え、作品に正面から向き合うことができました。時間が経ち、冷静に考えてみても、大会の中で一番すてきなものをつくったのは自分たちであると胸を張って言えます。これからもデザインを含め「なにかをつくること」に向き合いたい私にとって、今日の決勝戦出場は大きな転機となりました。貴重な経験をありがとうございました。(三輪)